川が人を生かす

山(森)・川・海はつながtっている

ふだん何気なく見ている川。よく見るとごみが流れていたり、自転車やオートバイ、冷蔵庫などが捨ててあったり。土手がコンクリートで固めてあったり、蓋(ふた)をしてあったり。いったい川は何の役に立っているんでしょうか・・・

山(森)・川・海の役割

海から蒸発(じょうはつ)した水分は雲となって山に雨を降らせます。山の木々が伐採(ばっさい)されたり酸性(さんせい)雨などで森が枯れると、木の実などを食べる森の動物や、落ち葉や動物の死骸(しがい)を食べて糞をし、栄養のある森の土を作っている昆虫やミミズ・微生物(びせいぶつ)がいなくなります。森の土の栄養がなくなれば、植物が育たなくなり、森がなくなってしまいます。森がなければ山が崩(くず)れ出したり、植物が光合成(こうごうせい)で作り出している人間を含む動物が生きるための酸素(さんそ)はもちろん、水分がどんどん蒸発して、栄養ある森の土を通って流れ出ていた水がなくなります。 栄養のある水がなくなれば、川の水をきれいにしている植物や微生物(びせいぶつ)、植物の種を運ぶ鳥たちの餌(えさ)となる水辺の生き物がいなくなります。すると川が汚れ、川の水が流れ込む海が汚れ、やがて海の生き物までいなくなってしまいます。 山・川・海はすべて繋(つな)がっています。これを自然循環(しぜんじゅんかん)や食物連鎖(しょくもつれんさ)といいます。

食物連鎖(しょくもつれんさ)のピラミッド

人間を含めた動物や植物はこの食物連鎖(しょくもつれんさ)のおかげで生きていられるのです。 山(森)や川・海を大切にしましょう。これを壊(こわ)すのも人間だけ、守ることができるのも人間だけなのです。<m(__)m>

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